CEOメッセージ

株主・投資家の皆さまへ

社長

 当社グループに関わる全ての皆さま、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 はじめに、2020年初頭より全世界で拡大している新型コロナウィルス感染症により影響を受けておられる方々に心よりお見舞い申し上げます。 このたび当社第27期の事業年度(2020.03~2021.02)を終了しましたので、概況をご報告申し上げます。


FY20(2020.03~2021.02)の実績について

 FY20(2020.03~2021.02)における当社グループの業績は、業績の大半を占めるJTC単体において、小売事業における売上高が減少した結果、前期と比較して減収減益となりました。 当社グループの主たる事業である小売事業にかかる訪日外客数の動向に関しましては、日本政府観光局(JNTO)によりますと、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、 当連結会計年度の累計は42万3千人と前年同期と比較して98.6%減の大幅減少となりました。 多くの国において海外渡航制限や外出禁止等の措置が取られ、日本においても検疫強化、査証無効化等の措置の対象国が拡大され、観光目的での入国は未だ認められず、 業績に多大な影響を与える結果となりました。 当社グループを取り巻く経営環境は厳しさが続いており、今後も一定期間続くものと考えられます。


FY20(2020.03~2021.02)の主な取り組みについて

 FY20(2020.03~2021.02)は、厳しい経営環境の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響を軽減するための取り組みを強化しました。 具体的には、従業員の休業対応や希望退職者の募集、不採算店舗の見直しや家賃の減免交渉等の徹底したコスト削減を実施したほか、得意先への在庫の特別販売、 価格や商品ラインナップ・店舗レイアウトを見直した中で日本国内の方への大規模なアウトレットセール等を積極的に行い、キャッシュフローの改善に取り組みました。 さらには、小売事業におけるEC販売を強化し、国内及び越境ECプラットフォームでの在庫販売に取り組みました。 海外事業におきましては、事業機会を的確に捉えて、収益基盤の構築を図ってまいりました。
 新型コロナウイルス感染症は世界に甚大な影響を及ぼしており、当社グループを取り巻く環境は先行き不透明な状況となっております。 当社グループは、新型コロナウイルス感染症による事業活動や業績への影響をできる限り抑えつつ、全社員が力を合わせてこの難局を乗り越え、 これからも観光産業創造企業の実現に向けて挑戦し続けます。

 今後とも、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 具 哲謨
2021年6月


具 哲謨